IT用語解説

Pro*C 【プロク】

【言語】プログラム言語のことです

【ミドルウェア】オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションの中間の処理をおこなうソフトウェアのことです

【オープン系・業務系】

【ミドルウェア】

Pro*Cとは:

 

 Pro*Cとは、C言語やC++でORACLEデータベースに接続するアプリケーションを作成する為に使用するミドルウェアです。 Pro*CはJDBCやOO4Oといったミドルウェアのように直接データベースへ接続するAPIを提供しているのではなく、 Pro*C独自のソースをprocコマンドによりC言語のソースに変換(プリコンパイル)し、このソースをCのコンパイラでコンパイルすることで実行可能なプログラムを作成する仕組みとなっています。

Pro*C用途:

 Oracle Pro*C/C++プリコンパイラを使用すると、アプリケーション・プログラムに強力でかつ柔軟なSQLを使用できます。便利で使用しやすいインタフェースにより、アプリケーションからOracleデータベースに直接アクセスできます。
 多くのアプリケーション開発ツールとは異なり、Pro*C/C++では、アプリケーションを高度にカスタマイズできます。たとえば、最新のウィンドウ機能およびマウス技術を取り込んだユーザー・インタフェースを作成できます。ユーザーとの対話なしに、バックグラウンドで実行するアプリケーションも作成できます。
 さらに、Pro*C/C++はアプリケーションの微調整に役立ちます。リソースの使用状況、SQL文の実行状況および各種のランタイム・インジケータを綿密に監視できます。この情報に基づいて、パフォーマンスを最大化するようにプログラム・パラメータを変更できます。
 プリコンパイルを行うと、アプリケーションの開発プロセスの工程が増えますが、時間の節約になります。Pro*C/C++プリコンパイラにより、埋込みSQL文はOracleランタイム・ライブラリ(SQLLIB)のコールに自動的に変換されます。また、ホスト変数の分析、構造体から列へのマッピングの定義が行われ、SQLCHECK=FULLに設定することで埋込みSQL文の意味分析が実行されます。

Pro*C使用における準備:

 C言語やその他プログラミング言語においては、一般にSQLをサポートしておらず、静的ライブラリ参照によるプリコンパイル、動的ライブラリやAPI用ドライバを作成することによって実行時に参照する方式などによりSQLを実装しますが、Pro*Cでは、いわゆる「埋め込みSQL」という手法を利用し、Pro Cの書式で書かれたソースファイルをプリコンパイラprocでプリコンパイルして生成されるCソースファイルによってC言語でのSQL実装を実現しています。

 一般的にPro*Cを記述するファイルには拡張子[.pc]を付加し、ファイルをプリコンパイル(proc xxx.pc)すると[.c]ファイルが生成され、これによってC言語がSQLを含んだソースを解釈できるようになるので後はC言語の通常のソースと同じようにcc/gcc等でコンパイルできるようになります。

Pro*C使用における注意点:

 Pro*Cの使用にはOracle Programerライセンスが必要です。

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